眼鏡とは、近視・遠視・乱視などの視力を調整したり、強い光線から目を保護したりするために用いる、凹レンズ・凸レンズ・着色ガラスなどを使った器具です。コンタクトレンズに比べて直接眼球に触れることはないので、長時間掛けていても眼への負担が少ないのが特徴です。
眼鏡のメリット・デメリット
メリット
デメリット
眼球や角膜に負担をかけずに視力を矯正できる | スポーツをする際に不便に感じることがある |
いつでもすぐに着け外しが可能 | プールや海水浴場で泳ぐ際には外す必要がある |
コンタクトレンズと比べるとメンテナンスが非常に楽 | レンズが曇ると見えにくくなる |
知的に見られることもある | レンズの外側は矯正されないため、矯正視野は狭い |
フレームの色や形を選ぶことができる | 長時間使っていると耳や鼻が痛くなることがある |
パソコンやテレビ用のめがねも登場している | 紛失や破損などといったアクシデントが起きやすい |
昔と違ってオシャレなめがねも多い | 視力が変わるとレンズを変えなくてはならない |
年齢を問わず使うことができる | うっかりどこに置いたか忘れてしまうことがある |
眼鏡の必要性
※震災や水災といった災害に被災した場合、コンタクトレンズ使用の方は出来るだけ眼鏡に切り替
えることをお勧めします。
災害に見舞われると瓦礫などの粉塵や土埃などが空気中に舞っていたり、水道水で手が洗えないなど衛生的な状態を保つのが困難になります。また、非常事態ゆえにコンタクトレンズを外すことが出来ず何日も装用し続けてしまったり、消毒などのケアが出来ないといった通常の使用方法と違う方法でコンタクトレンズを使用しなければならない状況となってしまうこともあるかもしれません。そうなると、眼の病気になりやすくなるなど大きな危険が伴います。コンタクトレンズの使用は水道水が使用可能になり、眼科に受診出来るような状況になるまでは控えた方が安全です。もしも、眼鏡もコンタクトレンズも手元にない!といった状況で被災した場合スマートフォンのカメラ機能を使うことで簡易的に眼鏡の代わりになります。ただ、災害時はいつ充電できるか分からない状況となるため、必要最低限で使用するようにしましょう。